私は2023年1月現在41歳です。
私達の世代は、幼少期にバブル崩壊が起こり、不況と言われている時代で育ちました。
更に就職氷河期というワードも嫌というほど聞いてきました。
そして、正社員を望んでいても、契約社員や派遣社員が増え、派遣切りを経験している世代でもありますし、例え正社員でもいつ解雇されるか分からない不安の中で仕事をしています。実際、私は親からも、手に職をつけておいた方が良いとアドバイスも受けました。
税金や社会保険は値上がっていきましたが、社会保障はどんどん削られていくのを目の当たりにした世代でもあります。
そうなると、人生のモチベーションは下がっていくわけで、私達の世代でも結婚を考える金銭的、精神的余裕が無くなってきた世代でもあり、いつからか結婚を「コスパ」で考えるようになりました。
しかし、そんな環境でも、私達の世代の多くは結婚願望はあり、既婚者が未婚者より多い世代でもあります。
ところが、私より下の年代、20代30代では、長い長い不況に加えて、このコロナ禍で人との繋がりを絶たれ、よりゆとりが無くなり、諦めることが当たり前になっているように思います。
申し訳ありませんが、私はそれがとても可哀想に思ってしまうのです。
特に、このコロナ禍は、やる気のある方達のステップアップの機会も奪っていきました。
それでも、この環境でもできる人はできるという事を言う人もいます。
私もそれはそう思いますが、本来ならできる人なのに、諦める事を覚えてしまったが故に、その気力も無くなってきているとも思えます。
人生は、辛い事もあるし、楽しいこともある。
頑張りが報われて、達成感を得る機会もある。
くだらない事で笑って、明日も頑張ろうと前を向けたりする。
でも今は、人生は辛いだけ、頑張りが報われたことはない、くだらない事で笑えないという、意見も多く聞きます。
そんな事を聞くと、未来ある若者、私よりエネルギーで満ち溢れているであろう年下の若者達が、そんな環境にあることが、とても苦しいのです。
そこで、私にできることは何かを考えました。
私は仲人です。
となると、キーワードは「結婚」になってきます。
結婚することが全てではありませんが、好きな人と一緒に家庭を築き上げる喜び、仲間がいる安心感は、人生の潤いになることは間違いないと思っています。
また、結婚をすぐには考えられる余裕は無いけど、いい人がいたら結婚したいと思っている人もいます。
だったら、私がそのお手伝いをしたい、そしてかねてから思い描いていた、理想の結婚相談所を作りたい!と思いました。
私の理想の結婚相談所は「完全無料」でお世話し、結婚相談所の敷居を低くする事、そして結婚相談所で使うはずだったお金を今後の生活に役立ててもらえたら嬉しいと思っていましたが、それでは私も生活ができませんので、あくまでも「理想」でした。
しかし、こういう世の中になってしまったこと、そしていつも「理想の結婚相談所」の事が頭によぎることを踏まえ、ここで思い切って方向転換することにしました。
ただ、完全無料だと、さすがに私も生活がありますので、成婚料のみ頂き、本当に結婚が決まった時に、堂々と料金を頂く。
これが、今の私にできる精一杯の結婚相談所です。
そして、婚活は結婚する事を目標とするので結婚できることが一番ですが、私の仲人としての考えでは、その過程も大切にしたいと思って活動しています。
それは、婚活していたらいつの間にか自分の成長に繋がっていたり、自分磨きを楽しめていたり、色んな人と会話することで視野が広がったりと、その婚活中の生活も前向きなものにしたいと考えているからです。
且つ、結婚を本気で考える相手と巡り会えた時の、前を向く力は凄まじいものがあります。
そんな経験のお手伝いをしたい、人生をより楽しんでほしいと、少々上から目線ですが、思ってしまうのです。
理想の結婚相談所を作ることは決めましたが、それだけではまだまだ誰の役にも立てません。
まずは、世間で言われている、婚活の道を阻む原因を取り除いていくことを考えてみました。
※婚活をしない理由
・婚活するほど結婚したいとは思わない→幸せな結婚をした人を増やして、結婚のイメージを良いものにする
・婚活にかけるお金がない→入会金月会費無料、初期費用1万円なら負担がない
・婚活にかける時間がない→優先順位が低いだけなので、無理にすすめない
・婚活しても良い人に出会えそうにない→想像なので、やってみないと分からない→無料なら始めやすい
・婚活への期待の薄さ→費用の負担が無ければ気軽に始められる
以上の理由は、費用の負担を軽くすることによってほぼ解決しそうだと感じました。
次に、アプリの気軽さと結婚相談所の安心感のいいとこ取りをすること。
※婚活アプリ
メリット
・手軽さ(スマホやパソコンから利用できる)
・お財布に優しいから毎月の負担がない
・自分のペースで婚活したい
デメリット
・出会った相手が詐欺やサクラでトラブルになる→法的に有効である契約書や書類を使用する
・登録・入会のハードルが下がるので、遊び半分で利用する人もいる
(交際相手や既婚者という場合もある)→身分証明書の提示、入会面談による審査
・婚活サイト次第では個人情報の漏洩の可能性もある→会員さんの情報はインターネット上には載せない
※結婚相談所
メリット
・結婚に対する真剣度が高い人と出会える
・第三者のアドバイスが受けられる
・断る際のストレスがほとんどない
・アプローチもしやすい
・日程調整をしない人やドタキャンする人がほとんどいない
デメリット
・成婚までの費用がかかる→入会金月会費が無料なので費用の負担は少ない
・お金を出しても必ず結婚できるとは限りない→完全成功報酬制によって成婚するまでは料金を頂かない
・地方の登録者が少ない→当会の弱点でもあるのでこれから増やしていく
・恋愛経験の少ない人が多く不満が出やすい(無口、気が利かない、プライドが高い)→無口と気が利かないのは、必ずしも悪いことではないが、プライドが高すぎるのはトラブルのもとなので、私から話していく
以上の事から、費用の負担の軽減と仲人の存在を活かす良いとこ取りの結婚相談所にしてみれば、もっと気軽に婚活ができるのではないか?と考えました。
仲人になって5年目、ようやく自分の理想の結婚相談所がハッキリし、実現可能となりました。
今まで、私の考えを述べてきましたが、完全成功報酬制には一つ危惧する問題点があります。
それは成婚料欲しさに無理やり成婚に持っていこうとするのではないか?
私が婚活者でもそう思います。
が、ハッキリ言います。
成婚の強要は致しません。
そりゃ、会員さんから交際中の相談があれば、こういう考え方もありますよ的なアドバイスはします。
時には、相手の方に味方する事もあるかもしれません。
ただそれは、会員さんが成婚できるチャンスを潰したくないからです。
人は自分自身に起こった事は、客観的に見られない時もあります。
そんなときに、色々な考え方があることをお伝えし、一旦立ち止まってもらいます。
そこから、会員さんに自分で答えを出してもらうのが私のやり方です。
「客観的」になることは、私の仲人として心がけている事でもあり、会員さんに非があれば指摘していきます。
そんなふうにお世話をしていきますので、成婚の強要はしませんが、こればっかりは信じてもらうしかありません。
もちろん、私も成婚料がないと生活ができませんので、お世話に手抜きはしません。
会員さんの中で「もっと早く婚活を始めとけば良かった」という声も聞きます。
そんな後悔もしてほしくないので、私は理想の結婚相談所を維持する為にこれから突き進んでいきます。
ここで、私の事を少し話します。
山口県で生まれ、西日本各地を転々とし、美容師として東京に住んでいる時に結婚、現在一児の母でもあります。
夫の転勤で京都に引っ越し、京都生活も気付けば8年目になっています。
全てのタイミングが合い、時の流れに身を任せる形で結婚した私ですが、どうにかこうにか結婚生活18年を迎えました。(2023年1月現在)
もちろん、この18年間、順調にはいかない事ばかりでした。
そして、つくづく感じた事…
それは結婚生活楽しまなきゃ損
楽しいことばかりではない結婚生活。
それでも、楽しいことがあるからやっていける。
だったら、楽しくない事を楽しい、またはフラットな状態に持っていけばもっと充実した結婚生活ができるのではないか?
その考えから、まずは夫婦喧嘩の原因でもある「怒り」をどうにかしたくて、アンガーマネジメントの勉強を始めました。
すると、結婚生活のヒントが盛りだくさん!
私は興奮しながら勉強しました。
そして無事に、日本アンガーマネジメント協会より「アンガーマネジメント ベーシック」の資格認定を受けました。
私の考えの中に「婚活のヒント=結婚生活のヒント」というものがあります。
私やまわりの結婚生活の経験、そして仲人としての経験、それに加えてアンガーマネジメントで学んだ内容を組み込めば、最強の婚活や結婚生活が送れるのではないか?
という考えから、婚活メソッドを作る事に決め、数ヶ月かけて今の形になりました。
このメソッドは、できたばかりですが、会員さんに受けて頂いた感想が下記になります。
・ふわっとしていた自分の婚活の方法がはっきりした
・これから自分がどう婚活していけば良いか分かった
・相手にいかに多くのものを求めすぎていたのか分かって恥ずかしくなった
・まさに最近起こったトラブルの原因が分かった
上記のお声を頂き、ますます自信を持って活用していこうと決意しました。
※「婚活メソッド」は成婚をお約束するものではございません。
成婚には「本人の活動」と「ご縁」も関係してきます。
成婚する為に必要な事を詰め込んだものが「婚活メソッド」になります。
そこのところをご理解して頂けた方のみ、ご相談ください。
ぜひ婚活メソッドを使って本当の理想の相手を探してください。